幼児教室で子どもたちに教える仕事に興味を持っている方もいるのではないでしょうか。
子どもの成長に関わる仕事はやりがいがあり、講師として活躍したいと考えるのは自然なことです。
ただ、具体的にどうすれば講師になれるのか、どんな働き方があるのかは、あまり知られていません。
この記事では、幼児教室の講師になる方法や仕事内容、求められるスキルについて解説します。
これから講師を目指す方が、自分に合った働き方を見つける参考にしてください。
幼児教室の講師になる方法は?
幼児教室の講師になるには、「既存の教室に雇われて働く方法」と「自分で教室を開いて講師になる方法」の2つがあります。
多くの方がイメージするのは、すでに運営されている幼児教室に応募して、スタッフとして働くパターンでしょう。求人サイトや教室のホームページで募集が出ていることがあり、未経験でも応募できるケースもあります。
一方で、自分で教室を開業し、オーナー兼講師として活動する方法もあります。協会の認定資格を取得して開業すれば、雇われることなく講師として働けます。この方法は、自分のペースで働きたい方や、将来的に独立を考えている方に向いています。
どちらを選ぶかによって、働き方や収入、自由度が大きく変わります。それぞれの特徴を理解した上で、自分に合った道を選ぶことが大切です。
幼児教室の講師になる方法は、雇われて働くか、自分で教室を開くかの2通りがあります。
次に、雇われ講師として働く場合の仕事内容や働き方を見ていきましょう。
雇われ講師の仕事内容と働き方
雇われ講師の場合、教室のカリキュラムに沿ってレッスンを行い、子どもたちの指導を担当します。
具体的な仕事内容は、レッスンの実施、教材の準備、保護者への報告などが中心です。教室によっては、体験会の対応や事務作業を担当することもあります。基本的には教室のマニュアルやカリキュラムに従って指導を行うため、未経験でも研修を受ければ対応できるケースが多いです。
勤務形態は、パートやアルバイトが多い傾向にあります。週に数日、1日数時間といった働き方が一般的で、フルタイムの正社員募集は比較的少ないです。子育て中の方や、他の仕事と掛け持ちしたい方にとっては、時間の融通が利きやすい点はメリットといえます。
収入の目安は、時給1,000円から1,500円程度が相場です。地域や教室の規模によって差がありますが、高収入を得られる仕事とは言いにくいのが現実です。経験を積んでも大幅に時給が上がるケースは少なく、収入面での上限を感じる方もいます。
また、教室のオーナーや本部の方針に従う必要があるため、自分のやりたいレッスンを自由に行えるわけではありません。カリキュラムや指導法が決まっている中で働くことになります。
雇われ講師は、教室の方針に沿って働く安定した働き方ですが、収入や自由度には限りがあります。
次に、講師として働くために求められるスキルや資格について説明します。
講師に求められるスキルと資格
幼児教室の講師になるために、法律上必須の資格はありません。
保育士や幼稚園教諭の免許がなくても、講師として働くことは可能です。これは、幼児教室が保育施設ではなく「習い事」に分類されるためです。実際に、資格を持たずに講師として活躍している方も多くいます。
ただし、資格がなくても働けるということと、何のスキルも必要ないということは別の話です。講師として求められる能力はいくつかあります。
まず、子どもへの接し方です。幼児期の子どもは集中力が続きにくく、気分にもムラがあります。子どもの様子を見ながら臨機応変に対応し、楽しくレッスンに参加させるスキルが求められます。
次に、保護者対応です。幼児教室では、保護者とのコミュニケーションが欠かせません。レッスンの様子を伝えたり、家庭での取り組みをアドバイスしたりと、信頼関係を築く力が必要です。
また、担当する教育メソッドへの理解も重要です。右脳教育、知育、リトミックなど、教室によって扱う内容は異なります。そのメソッドの理論や指導法を理解していなければ、質の高いレッスンは提供できません。
資格は必須ではありませんが、保育士資格や各協会の認定講師資格を持っていると、採用時に有利になったり、保護者からの信頼を得やすくなったりします。
講師に法律上必須の資格はありませんが、子どもへの接し方・保護者対応・メソッドの理解といったスキルが求められます。
次に、雇われずに講師として活動する方法を紹介します。
雇われずに講師として活動する方法
協会の認定講師資格を取得して自分で教室を開けば、雇われることなく講師として活動できます。
「講師になりたい」と考えたとき、どこかの教室に雇われる以外の選択肢を知らない方も多いかもしれません。しかし、自分で教室を開業してオーナー兼講師になるという道もあります。
この方法の最大のメリットは、自分の裁量で働ける点です。レッスンの曜日や時間を自分で決められるため、家庭の事情に合わせた働き方が可能です。雇われ講師のように決められたシフトに従う必要はありません。
収入面でも違いがあります。雇われ講師の場合、どれだけレッスンを頑張っても時給は一定です。一方、自分で教室を開けば、生徒が増えた分だけ収入も増えます。努力が直接成果に反映される点は、大きなやりがいになります。
自分で教室を開くためには、教育メソッドの知識と指導スキルを身につける必要があります。一般社団法人日本右脳記憶教育協会(JUNKK)では、認定マスター講師資格講座を提供しています。この講座で右脳教育の理論と実技を学び、認定を受ければ、協会認定の教室を開業できます。
開業というとハードルが高く感じるかもしれませんが、JUNKKの場合、初期費用は429,000円からで、フランチャイズのような高額な加盟金は不要です。月会費22,000円で継続的なサポートを受けながら、個人で教室を運営できます。
雇われずに講師として活動したい方は、認定資格を取得して自分の教室を開くという方法があります。
次に、雇われ講師と開業講師のどちらが向いているかを整理します。
どちらの働き方が向いているか
雇われ講師と開業講師のどちらが向いているかは、何を重視するかによって異なります。
それぞれの働き方には特徴があり、メリット・デメリットも違います。自分の状況や価値観に合った方を選ぶことが大切です。
雇われ講師が向いている人
まずは経験を積みたいという方には、雇われ講師が向いています。すでに運営されている教室で働くことで、レッスンの進め方や保護者対応を実践的に学べます。
また、決められた時間だけ働きたい方にも合っています。シフト制で働くため、勤務時間が明確です。集客や教室運営の責任を負う必要がなく、指導に集中できます。
収入が安定している点も特徴です。時給は高くありませんが、働いた分は確実に給与として受け取れます。開業のようなリスクを取りたくない方には安心感があります。
開業講師が向いている人
自分のペースで働きたい方には、開業講師が向いています。レッスンの曜日・時間・内容を自分で決められるため、ライフスタイルに合わせた働き方ができます。
収入の上限をなくしたい方にも合っています。雇われ講師の時給には限界がありますが、自分で教室を開けば、生徒が増えるほど収入も増えます。
また、自分らしい教室を作りたいという思いがある方にも向いています。教室の雰囲気やレッスンの工夫など、自分のアイデアを形にできます。
比較表
| 項目 | 雇われ講師 | 開業講師 |
|---|---|---|
| 働き方 | シフト制 | 自分で決められる |
| 収入 | 時給制(上限あり) | 生徒数に応じて変動 |
| 自由度 | 低い | 高い |
| リスク | 低い | ある程度あり |
| 集客・運営 | 不要 | 自分で行う |
どちらが正解ということはなく、自分が何を重視するかで選ぶべき道は変わります。
経験を積みたいなら雇われ講師から始め、将来的に自分の教室を持ちたいなら開業を視野に入れるという段階的なキャリアも考えられます。自分に合った働き方を選び、幼児教室の講師として活躍してください。

